2012年3月22日木曜日

チュービングの猿

March 22, 2012. Written in Bangkok, Thailand.

チュービングの猿


ラオスのバンビエンにて、うわさのチュービングをやってきました。浮き輪で川を下っていく遊びだが、途中にいろいろとバーがあったりアトラクションがあったり、岸の方からロープを投げられて陸にあがってお酒を飲んだり遊んだりするわけです。僕のことを個人的に知っている人ならわかると思うが、基本的にお酒を飲まないし、パーティーも好きじゃないので、いったい何のためにそんなところへ行ったのだろうと思われがちだが、実は飲まなくても充分に楽しめるのがチュービング!というのは、途中には滑り台とかターザンロープとかジャンプクッションとか、さまざまなアトラクションがあり、遊園地気分でかなり楽しめた。
しかも、ほとんど酔っ払いの西欧人ばっかりと想像していたが、実は地元の子どもたちとかも多く、僕らと同じような遊び感覚できていた。

ちなみに僕らというのは、日本人のSさんと僕とのことです。以前に中国で出会って数日一緒に旅した彼とバンビエンで再会した。一人ならそこまで楽しめなかったと思うが、二人でたくさん笑えた。
一番のツボはなんといっても、Sさんがターザンロープをやったときだった。普通はロープの最後あたりで放して川に飛び込むわけだが、Sさんはそうせずにロープに足をかけてしばらく猿みたいにぶら下がっていた。長い列ができていたので、岸からブーイングが来て「早く降りろー!」と叫んでいる人も多くいたが、本人はそんなことを気にせずただゆったりとぶら下がっているだけだった。 ところが、バランスを崩したのか、数十秒すると急に落下し、頭から水に飛び込んで痛そうな音がした。罰が当たったわけだ。
次に僕も同じことをやろうと思ったのだが、勢いがありロープの最後で止まるようになっていて、その衝動でつかまっていられなくなり、バックフリップしながら落下した。それを岸で見ていた人たちが大笑いし、恥ずかしくて陸にあがる勇気が出ないほどだった。

それはそうと、川を下っていけば下っていくほど、店やアトラクションの数が少しずつ減っていき、ゆっくりと進みながら美しい景色を楽しむのがメインになった。奇妙な形をしたさまざまなとんがり山の下に少しずつ隠れて行く夕焼けはなんともいえない絶妙に美しい眺めで、いろんな遊びに疲れていたのでこれを満喫した。

ところが、一時間少々こんな感じでゆっくりと川を下っていても、終わりが一向に見えてこない。いったいあとどれくあいあるのだろうか? 足で 漕いだり手で平泳ぎをしたりしながら急いでいき、なんとか暗くなる前にたどり着いた。久しぶりに体を動かした(?)充実した一日だった。

1 件のコメント:

しんじ さんのコメント...

どーも、Sさんです(笑)
チュービング楽しかったねー!
ってかもう飛び立ったかな?
オレは明日中国in予定☆

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