2012年2月2日木曜日

高雄のナイトマーケット

February 2, 2011. Written in Taipei, Taiwan.

高雄のナイトマーケット


台湾名物の夜市(ナイトマーケット)はこぢんまりとしたとても楽しい場所だ。屋台がたくさん集合し、いろいろと美味しい名物が食べられたり、最近の流行の洋服や化粧が買えたり、日本のお祭りによくあるちょっとした子どもの遊びもあり、運がよければ素敵な景品ももらえる。

高雄での一日目の夜、WちゃんとRさんと3人でナイトマーケットで楽しい時間を過ごしたが、今まで見た台湾の多くのナイトマーケットの中でも一番充実していたし雰囲気がよかったと思う。店員に自分の下手な中国語を試して声をかけていると、たくさんの友達ができた。たとえばだが「お前格好いいぞー!」と、ミルクティーを売っている若いあんちゃんに声をかけると「そっちだって中々いけてるぜえ」と返ってきた。親しくなり「彼女はいるのか?」と聞くと、彼はいると言って自分の彼女の写真を見せてくれた。とても可愛い子だった。
「俺たちはこれから親友だね!」と言い合い、一緒に写真を撮った。
ミルクティーを買ってやらなかったことを、少しだけ後悔している。

それから中村さんがいたっけな。「中村SISTERS」と書いてある屋台に、浴衣を着た女性二人が日本の化粧品を売っていた。台湾ではなんでも「日式(日本式)」というと売れるので、きっと偽日本人だろうと思ったけど「中村さあ~ん!」と遠くから声をかけていると「はい、なんでしょうか?」と近寄ってきた。
中村さんは日本人と台湾人とのハーフらしく、日本語も中国語もネーティブらしい。素晴らしい!そんな彼女に「あなたはハーフですが、僕は純日本人ですよ」と言うと、僕のお芝居に参加してくださり「そうでしょうとも」と言ってくれた。

鶏の足を売っているおばちゃんに「これは僕の足じゃないですか!?返してください!」と言うと、相手は反応に困り空気が重くなってしまったり、偽財布を売っているおじさんに「この財布は僕の友達です」と言うと叱られたりと、空気の微妙な瞬間もあったが、大抵の台湾人は人が良く、何を言っても快く笑ってくれる。中国でこんなことをやっていたら、牢屋に入れられてしまうのがオチだ。今まで中国でずっとまじめな顔をしてきただけに、台湾にいると開放感がありついつい変なことをやってしまうのだ。

ここでナイトマーケットの景品遊びも少し紹介しょう。
まず最初に「落とし玉」(お年玉じゃないぞ」という遊びがある。台があり、上から玉を落とし下の穴に落とす。ちょっとわかりにくいかもしれないが、写真を見れば一発なので、必要以上に難しい説明をしません!

ちなみに3人とも下手で残念賞のお飴を舐めながら記念写真を撮りました。

なんといっても「輪投げ」は僕の一番のお気に入りの景品遊びだった。多くの商品が展示されており、遠くから輪を投げ、商品の上に落ちれば勝ち。手を伸ばして、投げずに輪をドラえもんの人形の上に置くと、監視員のおじっちゃんに怒られ「ちゃんと投げなさい」と言われた。結構難しいが、小さなお人形が二つ取れた!ラッキー!

他にもいろんな遊びがあるが、今日はとりあえずこの辺まで!

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