2011年9月8日木曜日

行きつけのそば屋は韓国にだってある。

中国の観光ビザ申請が問題になり、あとしばらくソウルにいないといけないことが決定した。もういろいろと韓国料理も食べたし、あとはビザが出るまでの間をなるべく安く過ごせば良いだろう。
その考えを基に、ゲストハウス付近のそば屋に毎日のように行くようになった。
4000W(300円くらい)で腹がいっぱいになるまで食べられるし、言葉こそ伝わらないが、店の人は感じがいい。

最初は日本料理だと思って入ったそば屋だったが、実はそうではなく、韓国のそばらしい。確かに日本のそばとは麺が少し違う。日本そばと冷麺の間くらいの食感といえるのかもしれない。麺にはこしがあり、美味しい。そばつゆも少し違うようで、大根おろしがはじめから入っている。

しかし、一番の違いはなんといっても麺の長さとねばねばした感じ。日本の蕎麦だと思って食べると大変なことになる。少しだけつゆの入れ物に入れようとすると、麺がくっつくのでと全部入れてしまい、つゆが溢れこぼれてしまうことが度々ある。そんなことをしている僕を横目で見ている韓国人が大笑いし、ハサミを出してくれた。なるほど、箸ではとても放せないから、ハサミで切ってからつゆに入れるのか。ところが、落ち着いて食べているとそんなことを忘れてしまい、つい日本そばの感覚で食べてしまうと、またつゆが溢れそうになる。

だが、そんなことをしていても優しく微笑んでくれる店長は、そばがなくなると無料でおかわりをくれる。この店を行きつけにしょう、と思ったのはそのためだ。

ビザが出るまでの間は、朝ゲストハウスの食パンで腹をいっぱいにし、夜は韓国そばで腹をいっぱいにすれば、比較的にお金を使わないで済むのかもしれない!

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