March 6, 2012. Written in Luang Parang, Laos.
Mくんのおじさんとお出かけ
以前に中国を旅するときに出会ったMくんというドイツ人と上海で再会した。彼は中国語を流暢に話し、以前には留学していたのだが、今では上海のドイツ大使館で3ヶ月のインターンシップをやっている。その間、彼は上海の上流階級の家族でホームステーしており、この家族のおじさんは上海のことをよく知っていて、毎週末どこかへ連れて行ってもらっているようだ。
そんなおじさんとのお出かけには、一度参加させてもらった。余山という上海にある唯一の山を訪れたのだが、数百メートルの高さしかなく、どちらかといえば岡といった方がただしいのかもしれない。この山のてっぺんには、上海最古のキリスト教会と科学館がある。フランス人がはじめて中国に進入したときに建てたものらしく、普教を行うとともに望遠鏡で星空を眺めていたわけだ。おじさんは歴史にとても詳しく、太陽系のことなどもよく知っているので、たくさん興味深い話も聞けたし久しぶりに文字通り「勉強した」。また、この山の上から上海の郊外が眺められるのだが、都心から遠すぎて、上海って相当デカイんだなという実感が湧いた。
その後はバスで30分くらい離れてる古い町並みを訪れた。中国人の中では観光地として有名だが、外国人がそこまで足を運ぶことはあまりないようだ。この観光地の中心におじさんが有名なレストランを所有している。代々に継がれる歴史あるレストランだが、中を案内してもらった。また、屋台がたくさんあり、あれこれとスナックを食べて歩き回ってからまた移動した。
もう大分暗くなっており、夜はMくんのホーストファミリーの家まで案内してもらった。古い西洋的な雰囲気の高級住宅街で、おじさんがいくつもの家を所有しており、そのひとつにはMくんのホーストファミリーがすんでいるわけだ。最初はこの住宅地の食堂で夕食をとった。炒め物からスープまでいろんなものをごちそうになり、なぜか払いもせずにまた食堂を出た。Mくんにそのわけを聞いた。
「おじさんは顔が広いみたいで、この近所ではどこへいってもタダだよ」
ちょっとMくんのホーストファミリーの家を見せてもらった。古い映画のような世界だった。明治時代を思い出した。初めて西洋式の家を建てた東洋の貴族たちの名残がそこにあった。日本であれば、もうほとんどの家が現代的な西洋式になっていると思うのだが、上海にはまだ古い西洋が残っているわけだ。貴重な体験ができたとても有意義な一日だった!
I started my trip on August 25, 2011. I will travel around the world for about one year. I am not going to plan anything, but I won't make use of airplaines, and will travel only by boat, bus and train. I shall try to write a blog at least twice a week. I will write them in English, Japanese or Dutch. I might also write stuff not related to my trip, concerning literature, video-games, movies or even something completely different instead.
2012年3月6日火曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
Links
- Journal of a French guy living in Hong Kong (My friend Nicolas)
- 人生は想い通り(A Japanese guy traveling around the world)
- Photography by Lars Reiner (produced the main picture of this site)
- 老寨山旅館 (A fantastic hostel in Xinping, China)
- Proyecto VIVI (2 Basque guys traveling around the world
- 岡本IT事務所
- Vida de Portugal! (The experiences of a Japanese girl on exchange in Portugal)
0 件のコメント:
コメントを投稿