2011年12月29日木曜日

いよいよ香港に到着

December 28, 2011. Written in Hong Kong.

いよいよ香港に到着

広州で待ち合わせし、ともに週末を過ごしたNくんと同じ日に香港に帰った。香港では、彼の家に泊めてもらうことになった。香港の高い宿代を払わないで済むのでラッキー!
 彼は広州から直接香港まで行く電車だったが、僕は深圳という香港手前の都会までの電車に乗った。その方が少し安いが、深圳から地下鉄で香港まで行かないといけないので面倒といえば面倒だ。だが、地下鉄で新たな国(まあ、正しく言えば香港は国ではないのだが)に入るのも初めての体験なので面白そうだった。

深圳駅から下りると「香港へ」という標識があり、まるで歩いていけるかのようだった。

出国審査のお兄さんは愛想がよく、僕のパドルを指して、「あれは何なの?」と聞いてきた。
「僕の大切なパドルです」と言うと「ずいぶんと長く旅しているんだね」と言われてスタンプを押してもらった。いつも面倒くさそうな顔でさっさと手続きを済ませて無言でパスポートを返すおばさんたちとは大分違って新鮮だった。

そして、地下鉄でいよいよ香港に入域!もうすっかり暗くなっているので外は何も見れないのだが、とにかくわくわくして車内を見回していた。共産主義ではない大都会はとにかく久しぶりだ。

香港につくと、入域手続きを済ませて、地下鉄でさらに友人のNくんが住んでいる湾仔(ワンチャイ)へ。ホームや車内には外国人が多く、かなりの国際都市であることが窺える。中国とはあまりにも違いすぎるので、僕は香港が旅してからの3カ国目だと思っている。正式には中国なのかもしれないが、言葉も文化も食文化も政治システムも人の精神性もみんな違うので、中国と呼ぶには無理があると思う。

湾仔で下りると、初めて香港の外を眺め渡す。駅前には風俗店やストリップクラブが立ち並んでいる。

店の外にはフィリピン人らしき女性たちが通り過ぎる男たちに声をかけているが、重いバックパックを背負って片手に長いパドルを持った外国人にはさすがにあまりしつこく誘ってこないようだ。僕は無言で進み、Nくんに書いてもらった紙の通りに進んだ。こんな紙で彼のアパートが難なく見つかった。

ところが、アパートにたどり着いたのは良いが、6階まで階段を昇ると、部屋の番号が紙に書かれていないことが発覚した。もう深夜だし、適当にドアにノックして人を起こすわけにもいくまい。しばらく困ったようにその辺りを歩き回っていると、近くのドアが開き、笑顔のNくんがドアの入り口に立っていた。
「外から音が聞こえてさ。真夜中にパドルを持って歩くなんて君くらいだと思ってドアを開けたよ。いらっしゃい!」
 さて、香港を満喫するぞ!

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