2011年12月30日金曜日

彷徨う異邦人3 香港編

December 29, 2011. Written in Hong Kong.

彷徨う異邦人3 香港編

香港に夜遅く着いたが、翌朝さっそく街を探索してみた。香港に滞在している間は、韓国で出会ったフランス人のNくんの自宅に泊めてもらっている。彼が住んでいる湾仔は香港の都心にあり、周りが高層ビルとネオン看板だらけの大都会だ。
3ヶ月の中国内地に滞在した後、香港はものすごく現代的で文明化しているように見える。人は唾を履かなければ信号無視もしないし、交通機関もちゃんとしているし、食事などもちゃんと衛生的に作られている。だが、ちゃんとしているだけに、やはり物価も高い。

たくさんの外国人が街を行き来し、現地の人もみんな上手に英語を話す。東京よりもずっと国際化している。
高層ビルの数々も東京以上で、アジア的な要素を除けばニューヨークに近いところがある。アジアのニューヨークと呼ばれているだけある。香港は地震がないので、高層ビルなんて簡単に建てられてしまう。作りが安っぽくとも、アパートもみんな高層ビル並みに高い。
街の中には2階建ての路面電車が走っており、バスなども二階建てなので、イギリス植民地時代の名残が窺える。
 歩いて10分くらいのところには、香港のビジネス街である中環地区があり、高級ブランド店がたくさんあり、最高級の建築家たちの高層ビルが立ち並んでいる。湾仔の高層ビルとは違って、作りは丈夫で派手なもので、新宿にちょっと似た空気が漂う。
他にも、香港はたくさんの顔を持っているはずだ。それらをできるだけたくさん見つけ出すのが、今後の課題だ。

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